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Projects

築50年の家をヴィンテージリモデル~深呼吸したくなる住まいへ~

◇ 「ゆとり」と「光・風」を感じる家に

築50年。祖父母に対する想いと、幼き日々の思い出が詰まったこの家を残し、再生させたい。

そんなお施主様の想いを未来の子供たちに継承していけるよう、古き良き古材や骨組みを活かしながらも

『古民家風』にならない、古いけれど新しく感じる居心地の良い『ヴィンテージリモデル』をご提案。

大好きな陶芸と北欧スタイルが似合うインテリア。

狭くても、ゆとりと光や風を感じることの出来る、思わずゆっくり深呼吸したくなる空間へと生まれかわりました。

 

◇ 気持ちいい!吹き抜けのリビング

天井をはがし、隠れていた小屋組みを活かした吹き抜けの空間は、狭さの中にもゆとりを与えてくれます。

南側の大きく拡げた窓から差し込む陽ざしが、温かくリビングに注ぎ込みます。

天井と壁は漆喰、無垢材の床、巾木、窓台、カウンター、建具等全て「うずくり」をベースに加工。

自然派塗料で白に統一しました。思わず、家の中で深呼吸したくなる気持ち良さです。

 

◇ ハイジの屋根裏部屋をイメージした寝室

以前、物置部屋だった場所を寝室に配置。抜けない通し柱は漆喰を塗り、アール形状の仕切り壁の一部に。

圧迫感を出さずに空間の広がりを持たすために、あえて開口しました。

寝室の船底天井も曲線にすることで、柔らかさと温かみを演出。

部屋を横切っていた大きな丸太の梁は切断して、その分をアール形状の梁加工で補強。

「ハイジの屋根裏部屋」をイメージして、床は自然塗料でダーク色に仕上げました。

リビングとは違うトーンと低い天井が、眠る空間に安らぎを与えます。

 

◇ 機能性とデザイン性に溢れるキッチン

キッチン前のタイルはお施主様のセレクト。

西側にはジャロジータイプの窓を設け、光が差し込みます。

壁に造作された棚には、奥様の陶芸作品が並び、毎日の食卓にも登場!

カウンターテーブルの収納は、手持ちの家事用品に合わせて使いやすく仕切っています。

キッチンをはじめ水廻り空間をコンパクトにまとめることで、機能性と広さ、動線の良さも確保しました。

 

◇ ディスプレイを楽しむ小さな棚

陶芸作家でいらっしゃる奥様。初めて作った思い出の作品も、リモデルした空間で居心地が良さそうです♪

キッチンスペースを楽しく飾れるように、カウンター横の壁には造りつけの小さな棚を設置しています。

 

◇ 漆喰壁がもたらす表情豊かなインテリア

自然素材の漆喰は、調湿などの機能面だけではなく、光の陰影や、厚みのある有機的な形状など、

その表情豊かなテクスチャーが柔らかな空気感を演出します。

リビングの四角い高窓から、印象的に光が注ぎ込みます。

 

◇ 奥様手作りの洗面ボウルが映える風通しのよい水廻り

洗面所の手洗いボウルは、奥様手作りの一点モノ。

そのイメージに似合うよう、アンティークタイル・水栓・タオル掛けを探して施工しました。

奥に続くのは浴室。ユニットバスは1216サイズを確保。

圧迫感がないよう窓を設け、風通しの良い明るい空間になりました。

 

◇ トイレも自然素材が心地いい!

トイレの壁も漆喰、床も無垢材の「うずくり」加工で、他の部屋と同じく自然素材で仕上げました。

建具は引戸に、設備はタンクレストイレを採用して、限られた空間を広々と使えるようにしました。

取っ手とペーパーホルダーはアンティーク品をセレクト。

トイレと出入り口の扉には、ブルーの手焼きアンティークガラスを嵌め込み、空間に彩りを添えています。

 

◇ バルコニーは目隠しフェンスでプライベート空間へ

バルコニーは目隠しすることにより、プライベートが確保され、リビングから続く屋外リビングのように!

お花好きな奥様が、色とりどりのお花を置かれて、緑あふれるバルコニーへと生まれ変わり、ガーデニングが日々の楽しみに加わりました。

築年数
50年
エリア
兵庫県西宮市
面積
36㎡
期間
30日
費用
総額400万円
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