私らしくリモデルして住み継いでいきたい！

東京から関西への転勤を機に、快適に住んでいた東京のマンションを売却して帰省することとなったお施主様。

一人暮らしに安心で住み良いマンションの購入も検討しましたが、

思い出のある実家を住み継ぐことを選ばれました。

自分らしく心豊かに暮らせるように、

とことんお話を伺い「このお家だからこそ実現できる」お施主様オリジナルの住まいへとご提案しました。

ここからの将来を見据えると「マンションでのコンパクトな暮らし」が最善と言われる時代。

お施主様もこれまでのマンション生活の快適さを手放したくない…

そこで、一軒家の上下移動を生かしながら、

マンションのような「コンパクトで快適な暮らし」をプランニングいたしました！

◇　1階LDK  梁のある大らかで快適なワンルーム空間

長い廊下とドアで仕切られていた１階居室を、

一人暮らしに使いやすい広々とした ワンルーム空間（LDK）に間取り変更。

遮る構造柱を２本撤去し、２つの大きな梁で補強。

加えて天井には6本の化粧梁を取付け、一軒家ならではの大らかな空間を実現しました。

また、１階から２階へとそのまま行き来できるよう、階段をLDKに取り込み、

コンパクトな動線に！ この階段はインテリアの見せ場でもあります。

床は温かみのある足場板フローリング、天井には無垢の補強梁と化粧梁を設え、

一軒家ならではの豊かな時間が生まれました。

将来は、リビングにベッドを置き１階のみで生活することも考慮しています。

◇　サニタリールーム  快適でコンパクトかつ十分に

水まわりの配置を工夫することで、玄関前ではなく、

LDKの出入り口前にドアが面したサニタリールームに生まれ変わりました。

浴室はシステムバスで温かく、洗濯機スペースを室内に設け、

勝手口の外部には物干しスペースも！

居心地よく、コンパクトかつ十分に、お一人暮らしに必要な全てをおさめました。

LDKの出入り口には敢えてドアを付けず、インテリア性の高いカーテンで仕切りました。

ドアが減ったことでサニタリールームへの動線がシンプルになり、

２階寝室からトイレに行く負担も減りました。

◇　寝室＋書斎 　 よりプライベートな時間へ

以前は３つの部屋が漠然と並び、使い方のイメージが沸いてこなかった２階。

お施主様の生活に相応しい用途を明確にすることで、各部屋の個性が生まれ、

コンパクトな暮らしをより豊かにしてくれる２階へと進化しました。

和室は「ゲストルーム」とし、和モダンな旅館のような趣きでお客様をもてなします。

日当たりのよい南側を「寝室」に、そこにオープンにつながる程よい広さの「書斎」をプラス！

北側は「フリールーム」とし、収納の少ない１階を補います。

◇　インテリア 　 お気に入りの家具で好きを極める

東京のマンションでは、お気に入りの家具を揃え、インテリアを楽しんでいたお施主様♪

お気に入り家具の置き場所と生活スタイルをしっかり検討！

マンション時代のブルーグレーのテーマカラーも継承しながら、

足場板フローリングと無垢の梁が、ラスティック感を醸す、施主様の城となる

「好きを極めた」インテリアを作り上げました。

アクセントクロスとハトメ仕様カーテンで家具をより素敵に演出。

◇　耐震補強で、心から安心できる住まいへ

築37年の木造住宅なので、しっかり耐震補強して安全に住みたい！

間取りと連動しながら、しっかり耐震補強を施すことで 評点0.41から1.27までアップし、

安心で安全な住まいへと生まれ変わりました。

◇　断熱仕様で、省エネしながら年中快適に

床・内壁・天井をスケルトンにして補強工事をする際、床下・壁面・天井裏には全て断熱を施しました。

冷房も暖房も大きく省エネになりました。

◇　プラスの内窓で、断熱・防音・インテリア性を兼ね備えて♪

サッシ回りは既存を生かし、サッシには（障子窓のある和室とフリールームを除き）全て内窓をプラスして二重窓に。

これにより、より一層の断熱効果と防音性も大幅にアップ！

また、内窓のホワイト色は、こだわりのインテリアにも美しくコーディネートされました。