Column コラム
井戸掃除、井戸さらいの方法
井戸掃除、井戸さらいの方法
メゾンUです♪
いろんな方法があるかと思いますが
我が家で行った井戸掃除をご紹介します。
そしてご説明前にこちら必読お願いします↓↓↓
※今回はあくまで素人作業です。
井戸掃除は酸欠や、古くて作業中に壊れるなど危険な場合もあります。
我が家は一度業者の方に確認・相談し、比較的浅井戸だったため自分たちで行いました。
深い場合等確認して業者にお願いするようにしましょう!
その旨の責任は負えませんm(__)m
この井戸も安心してお願い出来る方たちにのみ集結して作業してもらいました。
※井戸洗浄とは古井戸復活に必要なメンテナンスのこと。
井戸さらいとは、長年に渡って使用しているうちに井戸の底に泥や砂が堆積し
水量を確保できなくなるため、井戸の底を掃除することを指します。
つまり
井戸洗浄は井戸の内部壁面に対するクリーニング
井戸さらいは井戸の底に対するクリーニングです。
※せっかく掃除しても井戸が死んでいたら無駄になります。
まず上から覗いて井戸の底に水があることを確認しましょう。
また作業時期は、夏がおすすめです!
※飲料とする場合などは水質確認をして安全性を確かめてからにしましょう。
我が家は基本、庭の散水等で使用しています。
それでは説明開始です♪
準備したもの
水中ポンプ、
排水ホース(長さ;井戸の深さ+放流したい場所までの長さ)
はしご、たわし、ザル
バケツの取手に井戸の底までの長さのひもを括り付けたもの
井戸内の泥をすくうためのスコップ
- 始める前に井戸周りをきれいにし、お清めにお酒をまいて
- (地元の人が、まずこれまきや~と作業当日持ってきてくれました)井戸にお礼と感謝をお伝えして始めます。
・水中ポンプに排水ホースを取り付け、井戸の底に入れる
・ポンプが空引きになり、すべての水がなくなるまで吸い出す
排水したいところまでホースを伸ばしています↑
初めに排水ホースから出てきたのは茶色い水でした…ドキドキ…
・中に入って壁を掃除する
さて掃除ですが中にはしごをたてて、井戸壁面をたわしでそうじをし、
水をかけ汚れを落としながら下っていきます。(細心の注意をはらって!)
はじめは主人に入ってもらいました。
壁面にはゲジゲジ数匹(!!)がいましたが、そのうちみんな逃げていきました。
イモリも何匹かいて驚いて外には出るものの、
気持ちがいいのか気が付けばみんな井戸に帰ってきて壁面で気持ちよさそうに過ごしていました。
・井戸の底を掃除する(井戸さらい)
ごみをとる!!ひものついたバケツにどんどんごみや泥を入れて外で待ってる人にあげてもらう。
中には虫の死骸などなど、恐ろしいものもあるのでご注意を。
我が家は底の石、砂利の一部も一度外に出して洗い戻しましたが、
バケツは重いし、上げている途中で落ちたらとても危ないです!無理は禁物!
・元通り水が湧いてきたらOK!
後は水が美しく澄んで来るまで繰り返します。
我が家は水中ポンプに、井戸内の水がなくなったら自動で吸い上げが止まり、
また水がたまると吸水を始める自動タイプを使用し、
24時間稼働させてから井戸の排水作業を終えました。
・掃除が終わったら落ちないように、しっかり井戸に蓋をする
★すべて安全・健康第一で行うことが条件ですね!★
~古民家・メゾンU編 第9回 ~
古民家再生にご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら