Column コラム
古民家学校~しめ縄づくり~
古民家学校~しめ縄づくり~
Uです♪
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
さて、今回は昨年の年末に開催したしめ縄づくりのレポートです。
古民家学校のしめ縄(しめ飾り)づくりは
出来上がったしめ縄に飾り付けていくのではなく
しめ縄そのものを
刈ったそのままの稲藁(いなわら)から作りますよ♪
まずは棟梁お手製の道具を使って
余分な稲藁の草たちを捌き取っていきます。
その後は専用の硬い木でたたき
藁を柔らかくします。
持ち手のついたまあるい木のハンマー
かつてはどこの家にも藁縄を作るためにあったものだそう。
次は縄を綯う(なう)作業です。
普段使う縄は右へねじる「右綯い」(みぎない)ですが
お正月のしめ縄は特別なものなので
左へねじる「左綯い」(ひだりない)で作っていきます。
皆さん上手に綯っております!
三本の藁を綯ってくるりと輪っかにしましょう。
古来より左を神聖、右を俗(日常)と考えるので
神様からみたときに元の太い部分が左側になるように飾ります
(※地域によって差があります)
作っている間中
しめ縄の知らないことが色々あってびっくり。
棟梁はこんな時も話題の宝庫です。
「紙垂(しで)」と呼ばれる白い紙飾りもつくりましたよ。
子どもさんたちが作った紙垂は
味があってとても素敵でした!
山からとってきた新鮮なウラジロの葉などなど
これらをすべて付ければ
昔ながらのしめ縄の完成です!
ステキなしめ縄が出来て
神様をお迎えする準備は万端です。
『神様喜んでくれるね~』という言葉たちか飛び交います。
こころがポカポカしますね。
作った後はおぜんざいで体もポカポカ♡
きっとこのお正月は
神様たちがこのしめ縄を見て
にっこり微笑んでくれてるはず♡
~古民家・メゾンU編 第64回 ~
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