Column コラム
自分で解体できますか?
自分で解体できますか?
Uです♪
今回は解体のお話。
古民家ブログ第4話目をおたのしみください♪
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家の作業で屋根よりもまず初めに行ったのはやはり解体です。
自分たちで出来ることはやらせてください!
そんなお願いを快く受け入れてくれた河原会長。
『うちの職人がはじめだけコツを教えるから
あとは自分たちでできますよ。』
↑元和室。床材を取った後に残った古釘を、地道に取っているところ。なかなか抜けない・・
そう言ってくださり、友人のそのまた友人にも声をかけて人集め。
まずは棟梁にレクチャーを受けて
みんなで壊すぞー!!
地下の素人では難しい場所は、河原工房のスタッフにお願いしました!
↑やっぱりプロは違うな~と感じた初日でした。
作業が丁寧ではやい!ちょっとしたことだけど、学ぶことが多い。
我が古民家は少し変わっていて
昭和初期に元の持ち主が古民家に憧れて建てられたため
家の内部は昭和の間取り。
細かく仕切られた壁をとって部屋を広くします。
↑取り除く土壁。まず土を落としているところ。
土は捨てずに袋に詰めて保管します。
そして壁材はよく考えられており
しっかり日の当たる2階部の南壁面のみ
石膏ボードで現在の仕様と同じ作り
それ以外は、湿気など日本の風土に合った
土壁で作られていました。
↑土を落とすと見事な竹小舞が!きれい・・このまま置いておきたくなる心境です。
みんな素人で壁の仕様も何もかもわからない中
双方解体したからこそ感じたことは
土壁は潰していても心地良いこと。
↑竹小舞も無くなりました。取った竹小舞は再利用するので捨てません。
石膏ボードは解体していると、目も口も何もかも塞ぎたくなります。
そして石膏ボードは産業廃棄物として産廃にもお金がかかりますが
土壁はリサイクルできること。
土はもちろん中の竹小舞も状態が良ければ
ばらしてもう一度使えます。
↑柱だけ残って部屋が繋がりました。柱を取るのはプロと相談!
この土で将来はピザ窯も作る予定です♪
もちろん、土壁もやりますよ~それはまた違う回でお話予定!
↑ビフォーアフター:旧玄関入ってすぐの地下に降りる階段部分
南面の壁は石膏ボードだった。ここはお風呂になる予定。
ちなみにお手伝いのお礼は
美味しいお弁当と
庭に咲いたお花たちのスワッグ(ちなみに私は元花屋です!)
と畑になった野菜たち。
そしていつかお家ができたらご招待することを約束して
一日解体DAYは終了しました。
感謝感謝です!!
そしてもちろん一日で終わるわけはないので(汗)
また数日は自分たちで頑張りましたよ~!
~古民家・メゾンU編 第4回 ~
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