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Column

カール・ベンクスさんを訪問して vol.1

    アンティーク好きのお客様との打ち合わせをしておりました時のことです。

    たまたま古民家のことが話題にのぼりました。

    話が盛り上がる中、カールベンクス氏に会ってみたい!という私の夢をその方にお話ししたんです。

    そうすると、そのお客様から返ってきたのがなんと

    『早く会いに行かなくちゃ!』という言葉でした。

     

    私はハッとしました。そうだ。いつまでも行きたい!と言っていても始まらない。

    会いに行かなくちゃ! そう確信した瞬間でした。

     

    そして雪解けを待つこと1ヶ月。無謀かもしれない新潟旅を実行しました✈️

     

     

    とは言っても新潟に近づくにつれて、飛行機から眺める景色は雪、雪、雪〜!!

    着いて雪が積もってたらどうしようかな…と若干心配しておりましたが、新潟空港に着くと雪の心配は全くありませんでした。ホッ。

     

    ところでみなさん、カール・ベンクスさんのこと、ご存知でしょうか?

    新潟の限界集落の空き家を次々に美しくよみがえらせてきた、ドイツ人建築デザイナーの方なのですが、数年前にNHKが彼の活動を取り上げ「カールさんとティーナさんの古民家だより」という番組を連載。話題の人となりました。知っておられる方も多いと思います。

    私は古民家に対する彼の考え方や、地域活性化にご尽力されている姿などにとても共感を覚えて、いつかお会いできたら、、、、とずっと夢見ておりました。

     

    テレビが放映されて有名になられてるし、アポをとるのは無理だろうな〜と思いつつ、ダメ元でメールしてみることにしました。

    すると、なんとカールさんの事務所からお返事をいただくことができました!ただ、現場などを走り回ってお忙しくしている為、お会いできる時間は確定できないとのこと。

    とりあえずお会いできたらラッキーと思うようにしよう!と思い、いざ十日町市松代に向かいました。

     

    関西をのんびり出発したので、松代に到着したのは夕方になっておりました。意外に新潟空港から遠かった!

    そしてこの日は、予約していた「カールベンクス古民家ゲストハウス」に宿泊。

    翌日の朝カールさんに会いに行く旨をメールし、この日は日暮れまで町を散策しました。 

    といっても、ほんとに歩ける範囲には何もないっ!笑!

     

    こちらがカールベンクス古民家ゲストハウス。

    古民家が洋館になっていて、とてもすてきですよね〜!

    後にカールさんに伺ったのですが、これは断熱をした後でレンガタイルを貼って仕上げたそうです。

    素敵です♪

     

    内部はこんな感じです。

    さすが雪国。しっかりした構造材ですね〜!

    欅の梁が見事です!!

    関西の古民家とはまた一味違います。

    そして、中の漆喰は、、、というと、なんとピンクなんです!

    日本人にはなかなかない感覚ですよね。

    ピンクといっても、とても素敵なサーモンピンクで欅の重厚な色目とこの漆喰のピンクがとてもうまい具合に調和が取れています。

     

    まだまだ、続きますよ〜。Vol.2をお楽しみに!

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