こんにちは、河原工房のOKKOです♪

この度、弊社設計の辻とカフェ担当の峯と一緒に、デンマーク・コペンハーゲンで開催された「3days of design」に参加してきました。

このイベントは、デザインと建築の最前線を体験する絶好の機会で、私たちは多くのインスピレーションを得ることができました。

そして、先日弊社で行いましたデンマーク報告会の内容を抜粋してお伝えいたします！

3days of designとは？

まず3days of designについて。

「3days of design」は、毎年コペンハーゲンで開催されるデザインイベントで、世界中のデザイナー、建築家、メーカーが集まり、新しいプロダクトやコンセプトを発表する国際見本市です。

今年は、サステナビリティと伝統技術の融合が大きなテーマとなっていました。

会場は全て既存の建物で行われ、目印はピンクの風船。とってもエコフレンドリーなイベントについてご紹介します🎈

特に印象に残った展示

多くの展示がありましたが、その中でも特に印象に残ったものをいくつか紹介いたします！

1. PP Møbler PP Møblerは、職人技とデザインの融合を追求するデンマークの家具メーカーです。私たちはこのイベントの前日に工房見学に伺うことができ、その制作過程の素晴らしさと手工業の美しさを直にみさせていただきました。彼らのブースでは、ハンス・J・ウェグナーの名作を中心に、新しいデザインと伝統技術が見事に調和した家具が展示されていました。現社長のカスパーさんとマリアナ・ウェグナーさん（ハンス・J・ウェグナーの娘さん）のお話もとても興味深く、彼らのつくる家具に対する情熱を感じることができました。
2. Audo Copenhagen Audoは、ミニマルでエレガントなデザインが特徴のブランドです。彼らの最新コレクションは、シンプルなラインと高品質な素材を使用しており、現代的なライフスタイルにぴったりのアイテムが揃っていました！また、ショールームの上にAUDO経営するホテルがあり、こちらも見学することができました。ここは古民家の要素が満載で、新旧の融合がとても勉強になりました！
3. Juno the Bakery 世界で一番のレストランと謳われたNOMAで６年シェフをしていたエミール・グラセアの開いたJuno the Bakery。気軽な感じの構えの店舗に、お客さまは常にいっぱいでした！特にカルダモンパンが最高でした。デザインと食の融合が新たな形で表現されており、私たちのカフェ事業にも応用できるヒントが多くありました。

参加して感じたこと

「3days of design」に参加して、世界中のデザインの潮流を肌で感じることができました。また、北欧デザインの持つ温かみやシンプルさが、私たちの手がける日本の古民家リノベーションと通じる部分が多く、非常に参考になりました。

今後のプロジェクトでは、このイベントで得たインスピレーションを活かし、さらに魅力的な住宅作りを提案していきたいと思います。特に、自然素材を活かしたデザインや、伝統技術の現代的なアプローチを取り入れていく予定です。

最後に

「3days of design」に参加することで、デザインの最前線を知ると同時に、自分たちの方向性を再確認する良い機会となりました。次、いつ行けるのかわからないですが、常に新しいアイデアやインスピレーションを取り入れていきたいと思っております。

皆様も、ぜひ機会がございましたらエコフレンドリーなイベント「3days of design」に参加してみてください。

きっと、多くの発見と感動が待っていると思います。