開放された空間で光と家族を感じる

娘様と2人で新しく住まう事となったマンション。お仕事が忙しく、一緒に過ごせる時間も少ないため、

家族をより感じられるようにと開放的な空間をご希望でした。

また、マンションは光の届かない暗いお部屋だったこともあり、「自然光を部屋全体に取り入れたい。

折角の高台で、景色のいい場所。楽しくのんびり過ごせる、避暑地みたいなお部屋にしたい」とお考えでした。

ご希望を再現すべく、光の入り方や空間の間仕切り方法を念入りに設計。

最小限の建具で、どこにいても家族を感じられるように。

お日様の光が入る、白を基調とした明るいお部屋へと生まれ変わりました。

◇　のんびりと日光浴を楽しむくつろぎスペース

LDKには、お施主様かつてからの夢だったハンモックが。

金具は河原工房　特注品！天井に板を貼り、しっかりと固定されているので、

安心してくつろいで頂けます。天気のいい時は空港の絶景をを見渡せる、お気に入りの場所に♪

◇　段差を有効活用！家族団らんの場所

大きな掃出し窓の多いお部屋のため、内窓を取り付け断熱性が上がるように。

内窓の分厚い枠の設置の際、掃出し窓にある一段の立ち上がりが、つまづきの原因になると考えました。

そこで高さを合わせたステップをリビング側に設置し、段差が埋まるよう工夫しています。

座って雑談や、ちょっとした作業をしたり…家族が集まれる団らんのための空間に。

曲線と木目が白いお部屋のアクセントにもなっています。

◇　白を基調とした涼しげな内装

キッチンはクリナップの「ラクエラ」を採用。

インテリア性の高いウッド調の扉が白い壁紙と良く合い、まるで異国のカフェのよう。

梁はお施主様のお好きな水色を提案し、白を基調としたお部屋のアクセントに。

オシャレな照明や家具を探すことが好きなお施主様のため、模様替えが楽しくなるような、

キャンパスのようにシンプルかつ大胆なプランとなりました。こだわりの照明が引き立っています。

◇　やさしい光が差し込む寝室

どこに居ても家族の気配を感じられるよう、寝室は完全に間仕切りせず、Rの腰壁を設置。

この緩やかなカーブは、漆喰ならでは。自然を感じられる素材と、曲線の壁でリラックスできる空間に。

壁に向かうほど腰壁が低くなり、お施主様の目線の高さになるよう設計されています。

そのため、寝室からリビングの窓の景色を楽しむ事も♪リビングから差し込む日光が、

LDKや廊下にも届くため、明るく風通しの良いお部屋に。

リビング側から見ると、視線が抜けて開放的な印象となっています。

採光用に壁に埋め込んだガラスは、白い漆喰もあいまってリゾート風の佇まいに。インテリアとしても素敵ですね！

◇　アーチ型開口部で大空間に！

以前建具があった場所は、アーチ型開口でドアは付けない仕様に。

洋室・ウォークインクローゼット・寝室・洗面室…計4ヶ所が建具や壁の仕切りがなく、見渡せるようになっています。

掃出し窓には内窓を取り付けているので、大空間でも暖か♪

トイレにも扉は付けないで欲しいというご要望から、斜めの仕切り壁を設置する事で中が見えないように工夫。

◇　玄関にも遊び心をプラス♪

お家の顔となる玄関。波打ち際をイメージした曲線で一風変わったデザインに。

玄関横には洞穴みたいな形のウォークインクローゼットが。靴類を収納できます。まるで海辺の洞窟のようなインテリアにわくわく！

お施主様にはオープンハウスにもご協力頂きました。

多くの方にお越し頂いて「同じマンションのお部屋がこんなに変わるのね！」と、驚かれていました。