Column コラム
土壁の土づくり~山土を使ってみよう~
土壁の土づくり~山土を使ってみよう~
Uです♪
ついに旧家から出た古い土壁の土が
底をつこうとしております!
以前から狙っていた(!?)
主人の叔父さんの土地の山土を
頂きに行って参りました♪
つなぎと靴の配色のひどさ…は、さておき
この日は12月31日…
何と迷惑な!!(笑)
ワークショップに使うかもしれないから取りに行かなくちゃ!と思いつつ時が経ち
結局こんな日になってしまいました…
いつも受け入れて頂き本当に感謝の叔父なのです。
えっさえっさと掘っては袋に詰めていきます。
粘土質な良い感じのこの土たち。
リサイクルと違うのは何と言っても
納豆菌がいないこと。
新しい土を使うときには絶対に
練って寝かせて
発酵させなければなりません。
家の中に運ぶので
出来るだけ扉近くの
日当たり良く広い場所で作業しました。
新しい土を使うのは初めてな私たち。
前回の土練ワークショップのおかげで
やり方もコツもちょっと習得。
おかげで一人でもすんなり進んでいきました♪
選別完了
藁投入
ここでも時間がかかったのは
ガラを取ったりする土の選別なように感じました。
土嚢10袋分を選別するのが、1番気の遠くなる作業。
とはいえ山の粘土質な土なので
根っこなども少なく選別しやすかったです♪
選別したら
あとは水と藁を加えて練る!
左官さんの言葉を思い出します。
『腰が砕けるくらい 踏んで練るのが良いよ』
つまり、辛い作業ってことですよね〜笑
さあ、まだまだ素人なので
果たしてこれでよかったのか。
もっと水分が多い状態で終わるべきだった気がする…むむむ。
とりあえず、寝かせます。
棟梁が言うには
『発酵してド○のような臭〜い匂いがしてきたら成功!』とのこと。
・・・臭いのね。
でもこうやって包むと
まるで赤ちゃんみたい♡
いい土になあれ♡
~古民家・メゾンU編 第49回 ~
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