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Recruit

2016年 新卒入社
設計プランナー
どんな学生時代を過ごしていましたか。

昔から絵を描くことや、ものづくりが好きで中学受験の時には将来は建築業界で働きたいと決めていました。高校卒業後、建築の資格が得られる短大へ進み、建築士として必要な座学、図面・模型制作などの実技、テキスタイルパターンや照明づくりを学びました。

また、古いものが好きで、中学生の時から今もずっと祖母にもらった時計を大事に使っています。長くつづくものには価値があると思っていて、何でも長く愛用することが多いですね。

入社のきっかけは何でしたか。

短大時代に古民家サークルに入っていたのですが、そのサークルを支援していたのが河原工房だったんです。サークルでは、大工さんの工具を触らせてもらったり、左官さんと一緒に古民家のキッチンづくりをしたりしていました。実は当時、企業が支援してくださっていたことを知らなかったのですが、就活サイトで河原工房を見つけ、参加した説明会で河原工房が支援してくださっていたと知りました。

また、説明会でお会いしたマネージャーの方とも繋がりがあったこともきっかけの一つです。短大時代、西宮船坂ビエンナーレのボランティアにも参加していました。2年に一度開催されていたアート祭なのですが、こちらも河原工房の事業とは別にマネージャーの方が支援されているものだったんです。説明会で驚きの繋がりが沢山あり、河原工房に何かご縁を感じました。

それに加え、私がやりたかったことと河原工房がやっていることが合っていた所も大きなポイントでした。河原工房の長年にわたって引き継がれるものの価値を大事にしている所や、古民家再生など、かなり特殊なことをやっていることにも魅力を感じました。

どのようなお仕事をしていますか。

設計プランナーの仕事をしています。とはいえ、河原工房の設計プランナーは、ご依頼前のお客様のヒアリングや発注、職人さんとの打ち合わせ、現場指示など、設計するだけではなく家づくりの最初から数年後のサポートまで一貫して携わっています。1日に何個も打ち合わせがあったりと華やかな設計のイメージ以上に大変な時もありますが、ものづくりに携われることにやりがいを感じています。

お仕事をされるうえで、大切にしていることはありますか。

家づくりは「お客様の人生を背負う大きなお買い物」だということを、いつも意識しています。お客様のこれからの人生を背負っているという責任を持ちながら、折角なら細部までご納得いただけるものをご提供したいという気持ちでご提案をおこなっています。

また、お客様にご納得いただけるご提案をするためには、お客様のことをよく知る必要があります。一緒に住まう家族のような感覚でいられるよう、お客様と沢山お話するように心がけています。お家づくりはデザイン面ももちろんですが、暮らしの悩みを解決するものでもあると思うので、お客様のお困りごとにもよく耳を傾けるようにしています。

お客様のお悩みやご要望をお伺いしたうえで、そのままをかたちにするのではなく、時には「こうした方がより良いのでは」といったご提案を家づくりのプロとしてするように心がけています。お客様に「あなたに依頼してよかった」と言っていただくことが一番の喜びです。

河原工房の好きなところは何ですか。

色々なことにチャレンジできるところです。設計の面で言うと、今まで施工したことのない変わったデザインにも挑戦させてもらっています。初めての取り組みで施工が難しくても、河原工房の大工さんは必ず実現してくださるのでとても有り難いです。

アットホームで、全員が発言できる雰囲気があることも良いところだと思います。一緒にいる時間も長く、スタッフ同士は家族のような感覚です。会議などの場面でも発言しやすいです。意見を持っている人が多いので意見がぶつかることもありますが、良い意味で臆することなく発言できるので、質の良い話し合いができます。

今後の目標はありますか。

設計の仕事を信念を曲げずに続けることはもちろんですが、会社を良くしていくための活動にも力を入れています。外部の講師の方をお呼びして研修をおこなっているのですが、その取組の中でベビーベッドをつくりお客様へ無償レンタルするプロジェクトをおこなっています。ベビーベッドは一定期間で不要になるもの。河原工房の技術を使ってベビーベッドをレンタルすることで、お客様に喜んでいただけたらという思いから始まりました。お客様はもちろん、社内にもお客様を想う気持ちが伝わると良いなと思っています。

また、社内のあいさつ運動や、新しく入ったスタッフへの気配りも積極的におこなうよう心がけています。私の入社当初は、先輩方の背中をみて自分で勉強していくような雰囲気がありましたが、今の若い方にはより良い環境の中で働いていただけたらと思っています。キャリアを重ね、今後は皆が気持ち良く過ごせる環境づくりにも努めていきたいです。